しろくま通信第96号(2020年1月20日発行)

2020-01-20更新

しろくま通信


 

お遍路の話を書いています。

 

もと来た道を打ち帰り、筑前山手駅まで戻りましょう。

駅前の52番札所山手観音堂には、毛利純堂と名乗る老僧が路傍で喜捨(きしゃ)を乞い、喜捨をもらった十万人の名を毛筆で書き綴って作ったという大きな大師像があります。

 

この付近の札所を打ち、川に沿って登っていくとすぐに二ノ滝寺です。なかなか大きなお寺で、滝の修行もでき冷たい湧き水が、喉を潤してくれます。

トイレもあり、納経帳には毛筆で書いてくれます。

 

大師像をよく見ると、毛筆で書かれています。