スキンケア・栄養勉強会に参加してきました。
原土井病院で行われたスキンケア・栄養勉強会に参加してきました。
介護を必要とする方々が褥瘡(じょくそう)に苦しむことがなくなるようにと、
主に東区を中心とした特別養護老人ホームなどの介護施設の職員の皆さまと、原土井病院の内科医師、皮膚科医師等が共に学んでいくことを目的に開催してくださっています。
褥瘡(じょくそう)とは?
一般的に「床ずれ」ともいわれおり、寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤く色味をおびたり、傷ができてしまうことです。
<1部>
栄養管理科の方から、低栄養と褥瘡~栄養苦労話~という題材で講演をしてくださいました。
フレイルと低栄養についてなど栄養からの切り口、認知症と摂食の関係性、認知症患者さんとの食事の時の苦労話(経験談)についてのお話でした。
病院の中という環境と、在宅という場面では、環境は変わると言っても参考になることが多く大変勉強になりました。
※フレイル : 健常な状態から要介護状態になるまでの中間の状態のこと
※低栄養 : 食欲の低下や食事が食べづらいなどの原因により食事量が減ることで、身体を動かすために必要なエネルギーや筋肉や皮膚、内臓などをつくるたんぱく質が不足した状態のこと
<2部>
看護部の方から、トロミについて講演がありました。
トロミの役割、トロミの分類、トロミの付け方、トロミ作成のポイント、さらにトロミ茶の試飲もさせていただきました。
私は、昔お茶にトロミをつけるものを飲んだことがあり、あまり美味しくないという記憶がありました。
それでも、勉強に来てるから飲まないと!
今はトロミ自体にお茶の味がついているということで、味が違うかも!
トロミがたくさんついている「濃いトロミ」を飲んでみました。
ストローで吸っていると
「あれ!?トロミが来る前からお茶の香りがする!?」
「え、美味しい!?」
持ってきてくださった看護師の方に思わず「美味しいですね」と言ってしまいました。
中間トロミをその後に飲ませていただきましたが、濃いトロミの方が美味しかったです。
昔飲んだ時は患者さんにトロミ茶を飲んでくださいというのは心苦しかったですが、
これだったら、美味しいですしお勧めできます。
これからも新しい知識、新しい商品など、いろいろなことをしっかりと学び、より地域の皆さまをサポートをしたいと思います。