「いいな!いい歯の日」に向けて歯周病予防を考えよう
2024-11-04更新
11月7日と8日は「いいな!いい歯の日」です。これを機に、しろくま薬局では歯周病の予防と対策についての啓発活動を行います。歯の健康は全身の健康にも直結しています。薬剤師として、歯周病予防に対する視点を交えた情報をお届けします。
歯周病とは?
歯周病の概要
- 原因: 歯周病は、歯と歯茎の間に溜まった歯垢や歯石が原因で起こる炎症性の病気です。初期症状として、歯茎の腫れや出血がありますが、放置すると歯を支える骨が破壊され、最終的には歯を失うことになります。
- 症状: 歯茎からの出血、口臭、歯茎の痛みや腫れ、歯のぐらつきなどが歯周病の代表的な症状です。
薬剤師からの視点:歯周病と全身の健康
歯周病が及ぼす全身への影響
- 心血管疾患との関連: 近年の研究では、歯周病が心血管疾患のリスクを高めることが示唆されています。歯周病菌が血流に乗り、全身に影響を与える可能性があります。
- 糖尿病との関連: 歯周病と糖尿病には相互関係があり、歯周病が糖尿病を悪化させるだけでなく、糖尿病が歯周病を悪化させることも知られています。糖尿病患者の方は、特に歯周病予防に注意が必要です。
薬剤師としてのアドバイス
- 適切な歯磨き指導: 薬剤師として、歯周病予防における適切な歯磨き方法を指導します。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使用することで、歯と歯茎の隙間の清掃が効果的に行えます。
- 口腔ケア製品の選び方: 歯磨き粉やうがい薬の選び方についても、薬剤師の立場からアドバイスが可能です。例えば、抗菌成分が含まれた歯磨き粉や、フッ素配合のものは歯周病予防に効果的です。
歯周病予防のための習慣
定期的な歯科検診
- 早期発見と治療: 歯周病は初期症状が軽いため、見過ごされがちです。定期的な歯科検診を受けることで、早期発見と適切な治療が可能になります。
毎日の口腔ケア
- 正しいブラッシング: 毎食後の歯磨きを徹底しましょう。歯ブラシの角度や力加減に注意し、優しく磨くことが重要です。
- デンタルフロスや歯間ブラシの活用: 歯間ブラシやデンタルフロスは、歯と歯の間の歯垢を除去するのに効果的です。これらを使って歯間の清掃を習慣化しましょう。
生活習慣の改善
- 食事と栄養: ビタミンCやカルシウムを多く含む食品を摂取することで、歯茎の健康を保ち、歯周病予防に役立てましょう。
- 禁煙: 喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因です。禁煙を心掛けることで、歯と歯茎の健康を守りましょう。
しろくま薬局のサポート
口腔ケア製品の取り扱い
- 歯磨き粉・うがい薬: しろくま薬局では、歯周病予防に効果的な歯磨き粉やうがい薬を取り揃えています。お気軽にご相談ください。
- サプリメントの提案: ビタミンCやカルシウムを補給できるサプリメントも取り扱っています。歯茎の健康をサポートするためのサプリメントについてもご提案いたします。
まとめ
「いいな!いい歯の日」を機に、歯周病予防についてしっかりと考え、実践してみましょう。歯の健康を守ることが、全身の健康を守ることにもつながります。しろくま薬局では、歯周病予防に関するご相談や製品のご案内を行っていますので、お気軽にお立ち寄りください。
お問い合わせはこちら
しろくま薬局
公式ウェブサイト: しろくま薬局
←「令和6年11月のしろくま薬局“壁新聞”」前の記事へ 次の記事へ「いいな!いい歯の日 第2弾 – 歯周病とタバコの関係について」→