筑前町の「巨大わらかがし」

2018-01-29更新

しろくま薬局甘木店から少し離れた所にある「筑前町安の里公園」
その直ぐ近くの農地に「巨大わらかがし」が展示されています。
当ホームページのスライドにも登場しています。
 
この「巨大わらかがし」は、毎年11月に行われる「ど~んとかがし祭り」で展示される、わらで作った大きな「かかし」です。
※「ど〜んとかがし祭り」は、旧三輪町の”どんと祭り”と旧夜須町の”かがし祭り”がひとつになった筑前町のビックイベントです。
しかし昨年は本来の祭りを中止し、「九州豪雨」被災地、朝倉市と東峰村を応援するイベント「復興の光」として行われました。
 
こちらが巨大おおかがしの「祈る龍」。
勇ましい龍の頭は、朝倉市と東峰村を向き、水神の龍が被災地の平穏を願う姿を表現しているそうです。
龍の横には、豪雨時の流木で作った鳥居も設けられていました。
 
巨大わらかがし
 
 
藁で作られているとは思えない程の迫力。
あれから1ヶ月が経ちますが、まだ展示されていると耳にし、再び「龍」に会いに来ました。
 
残念な事に「龍」の姿は少々変わっていました。
強風にあおられて、一度倒れてしまったそうです。地元の皆さんでなんとか建て直し、展示は続けられていました。
 
巨大わらかがし
 
わらかがしの「龍」の姿は変わってしまったけれど、たくさんの方が願う復興への想いに変わりはありません。
「復興の光り」が皆様に届きますように。