しろくま通信第62号(2019年5月7日発行)

2019-05-07更新

しろくま通信


 

ゴールデンウィークも終わり、いよいよ汗の季節が始まります。

 

中国の医学古典に、大汗をかいて枯渇を訴えイライラして眠れず水を飲みたいと言えば、少しだけ与えて胃の機能を調和してやれば自然と眠れるようになります。

もし発汗の後に小水が出ず微熱があって枯渇の激しい者には体内水分の動きをよくするために、「五苓散」を与えるとあります。

つまり体の中の邪気を出すのには汗をかかせて汗と一緒に邪を出すのですが、汗を出しすぎてしまって脱水症状に陥り小水の出が悪くなって喉が渇いて仕方が無いときは、「五苓散」の症状になります。