しろくま通信第68号(2019年6月17日発行)

2019-06-17更新

しろくま通信


 

東洋医学では梅雨時は空気中の水分が増えて、カラダの中に『湿邪』というものが入り込みやすい時期と考えます。

天気が不安定な梅雨時期だからこそ、自律神経の働きにも変化が生じやすく、いろいろな症状が出てきます。

体力中程度(漢方の体質傾向5段階のうちの真ん中)以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症に飲ませるのが、「黄連解毒湯(おうれんげどうとう)」です。

鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎。