しろくま通信第204号(2022年1月24日発行)

2022-01-24更新

1月15(土)に南太平洋にあるトンガ王国の海底火山が噴火して、日本をはじめとして太平洋諸国を津波が襲いました。  

百年に一度の大噴火と言われ噴煙は関東平野と同じくらい広がっており、高さも通常、飛行機が飛ぶ高度を遙かに超える一万五千メートルに及んでいます。

この噴火が続けば大量に噴出される火山性エアロゾルが気流に乗って大気を覆い、太陽光を遮り、寒冷化が起こるかもしれません。過去にも、そういう例がありました。

温暖化で南極や北極の氷が溶けてフィジーやツバルなどの海面上昇が心配されていますが、もしかしたらトンガの火山がそれにブレーキをかけているのかもしれませんね

【火山灰から身を守るための対策】

●防塵マスクを着用するなど、火山灰を吸い込まないようにしましょう。

●火山灰が目に入ったら、手でこすらずに、水で流しましょう。
 コンタクトレンズをはずして、眼鏡を使いましょう。

●皮膚を守りましょう。
 火山灰にふれると、皮膚が炎症をおこすことがあります。

●交通事故に気をつけましょう。
 火山灰が降ると見通しが悪くなって、横断歩道などの表示が見えにくくなります。

( イラスト文書等「出典:首相官邸ホームページ」 )