しろくま通信第58号(平成31年4月1日発行)

2019-04-01更新

しろくま通信


 

免疫力を上げるための話を書いています。

 

炎症範囲が拡大するほど分泌液の量が増えてきます。炎症部位が気管支粘膜に近くなるほど、分泌液が軌道に溜まってきます。

このために発症後期から解熱後に咳が強く表れるようになります。これは生理的に必要な咳なので、止める必要はないといえます。

分泌液には、病原体の増殖を抑える成分や傷を治す成分が含まれています。

人間本来が持つ免疫という防御システムに、現代の「薬」を当てはめるとき、これらのことをよく考えて上手に当てはめていくということが、病気を早く治すコツかと思います。