しろくま通信第64号(2019年5月20日発行)
2019-05-20更新
「風邪」と書いて「ふうじゃ」という読む、そんな邪気の話の続きです。
「邪」の代表的なのが「風邪(ふうじゃ)」で「風邪は万病の元」とよく耳にすると思います。
これは、風が吹くと気候が変化したり、季節が変わるので体がうまく対応できず、いろいろな病気が引き起こされるから注意しなさいよ、という戒めの言葉なんです。
風邪(かぜ)は、手足のしびれ・震え・かゆみなど体の表面の症状や、頭痛・鼻水・鼻づまり・のどの痛みなど首から上の症状を引き起こします。
季節性のアレルギーや湿疹などの原因となったり、湿度の高い雨の日などには風湿の邪に変わって関節炎やリウマチなどの痛みの原因になったりします。
風邪は、寒邪・熱邪などと一緒に侵入してきます。
一般的にいう風邪(かぜ)には、
風邪+寒邪の「風寒」と
風邪+熱邪の「風熱」があります。
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