しろくま通信第65号(2019年5月27日発行)
2019-05-27更新
風邪には大きく「風寒(ふうかん)」と「風熱(ふうねつ)」2つのタイプに分かれるという話の続きです。
今回は、「風寒」について・・・
風寒の場合、体温計で測って熱があっても、からだに冷えがあり、ゾクゾクしたり、首筋がこったりします。
体力が中等度以上(通常の生活をするのに差し障りが無い位の体力を表します)で汗をかいていない時には、葛根湯や麻黄湯を、汗をかいて弱っている時には桂枝湯などを用います。
漢方薬を飲んだ後は仕事を休み、温かい麺類やお粥を食べ、暖かくして寝ることが特効薬となります。
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