しろくま通信第150号(2021年3月1日発行)

2021-03-01更新

いよいよコロナのワクチン接種が始まりました。

医療関係者に始まって、高齢者や基礎疾患のある方を済ませ16歳以上の一般の人々へ広がっていきます。

希望者する方の接種は、年内に済ませていることでしょう。さて、ここで自分は接種を受けるか考えなければなりません。感染するかといわれると否定はできませんが、ワクチンを通して自分の体を守ってくれる体内免疫にコロナウイルスの対処法を教え込ませるわけですから、発症のリスクが大幅に抑えられるはずです。これによって感染して医療機関の手を煩わせることなく、他人に感染させることも抑えられ、家族や周りの人々に大きな安心感を与えることになるでしょう。

このワクチンでいつまで免疫を持つことができるかまだ不明ですが、60%の人が免疫を持てば、ほぼ周りの人を感染させることがなくなります。これを集団免疫と言います。これは、持病や16歳未満でワクチンの接種ができなかった人々を救うことにつながります。

接種を受けたからといって何かのポイントがもらえたり、マスクをしないで大手を振って街を歩けるわけでもありません。確かにワクチン接種は若干の不安はありますが、もしコロナに感染した場合、2週間以上の入院やそれに伴う家族や周囲に対する影響、風評被害、それに加えて後遺症があるとも聞きます。どうするか考えてみるときですね。